バンクーバーへの旅1: エア・カナダでのフライト
4月11日の記事でも触れた航空会社エア・カナダ(AC)。ACでのフライトは今回初めてで、正直かなり心配があったんです。というのは予約後にエアチケットだけ我が家に送ってきて、送付状や注意事項の書類を送らないといった超手抜き業務をしてくれたからです。日本にオフィスがあれば、通常は日本語の書面を客に送るはずなんですけど。そのへんを日本オフィスに問い合わせたら、送付状とか案内書類を送るとかはマジでしていないんですと。びっくりさ。チケットには英文の説明しかないんですよ。
日本のオフィスの対応が悪ければ、クルーの対応はさらに期待できませんがな。心配症なアタシ、出発前に2ちゃんやその他の掲示板、個人のブログ等でACの評判を確認しました。そこには「クルーの愛想が悪い」、「機内食まずい」、「空港カウンターの職員が傲慢」、「ストがよくある」等等。しまいには「カナディアン航空(*)の方が良かった」という過去を懐かしむような書き込みまでありました。もちろん、2ちゃんねらはどの事柄に関しても「不満」だけしか書き込まないだろうし、ACの2ちゃんでの評判をまんま鵜呑みにすべきじゃないでしょう。…でもですよ、予約してくれた客に送付状1枚も渡せない航空会社ってなんなのさ、と思うのです。だから、実際搭乗したら、どんなことが起こるのか超不安になったのであります。
そこで、実際11日の成田や15日のバンクーバーでの空港カウンター職員の様子や、飛行中クルーの対応を注意深く観察しました。そこでのアタシの最終的なACに対しての見解は
「エア・カナダ、そんなに悪くはなかったっす」(ああ、良かった…)
成田でも、バンでもチェックインカウンターの職員はフツーの応対でした。JAL職員とさほど変わらないかな。そもそも、バンクーバーの空港関係者自体、人種関係なく人なつっこい人が多いような気がする。手荷物チェックのアジア系職員までが人なつっこすぎ(でも仕事はちゃんとやってましたよ)
乗客への愛想の良さ、対応の良さはクルーによって違うと再認識しました。アタシは行きも帰りも良いクルー達のフライトに当たったようです。特に帰りのフライトに40代前半くらいのデカいヨーロッパ系女性のアテンダント、この人は人なっこくておしゃべり。食事や飲み物を配りながらでも楽しそうに日本人乗客に話し掛けていて、冗談らしきことまで言いあってました。他のアテンダントも手際も良く、応対も悪くはなかった。
あと、機内食。AC、これが意外に美味かったです。噂のスシ・ソバは行きも帰り全く出てくることはなかった(実は意外な和食を用意していた)。あとなんとなく不思議なおつまみが出てきて、これがアタシのお気に入りでした。
一方で、今回のACで気になったことはありました。サービス面だけですが。
1:機内食1食の量が非常に少なかったこと
身長180cm以上あるデカいカナディアン野郎にはこの量は少なすぎです。アタシでも物足りない気がした。
2:食事量が少ない分を補うかのごとくドリンクサービスに力を入れていた。
食事前、食事中、食後と短時間内に3回もドリンクサービスが。飲みすぎて苦しかった。このせいか、機内のトイレは食後2時間ぐらいは長蛇の列。
3:何もかも効率良くしようとしていた
例)デザートを配る時間を別に設けなかった。デザートのアイスクリームをメインの食事と一緒に配ったため、食事を終える頃には半分以上溶けている。行きも帰りもよ、これ。日本発はハーゲンダッツだっんだぜ。あと、音楽・映画用ヘッドフォンはなく、フックタイプのイヤーフォンが配られた。軽いから機体的には負担がなさそうだけど、耳が小さいアタシには引っ掛けにくく、聴きづらかった。また、食事用のフォーク・ナイフの類も金属ではなく、食事の器もセラミックじゃなく、多くのキットがまるでランチボックス用のプラスチック製。今回のフライトは全体的にカジュアル感が漂っていた。結局、食事の量も効率の面から少なかったのだろう。
…以上、ACのサービスに関してはこんな感想しか上げられませんが、エア・カナダのフライトで無事行き来できたのでめでたしめでたし。ACは世界的には人気のある航空会社らしくて、ベスト10以内にランキングされることが多いです。サービスはこんなもん。しかし「機体整備に信頼を持てる」「新機種を定期的に導入する」といったハード面の良さが人気の理由なんでしょうかね。
*)カナディアン航空(CP)…主に太平洋諸国とカナダを繋いでいた航空会社。元は貨物専門だったとのこと。一昔前のアジア系の人はACよりCPの方が馴染みがあったかもね。経営難からか、2000年前半にエアカナダに吸収合併された。katzeもCP利用経験あり。
日本のオフィスの対応が悪ければ、クルーの対応はさらに期待できませんがな。心配症なアタシ、出発前に2ちゃんやその他の掲示板、個人のブログ等でACの評判を確認しました。そこには「クルーの愛想が悪い」、「機内食まずい」、「空港カウンターの職員が傲慢」、「ストがよくある」等等。しまいには「カナディアン航空(*)の方が良かった」という過去を懐かしむような書き込みまでありました。もちろん、2ちゃんねらはどの事柄に関しても「不満」だけしか書き込まないだろうし、ACの2ちゃんでの評判をまんま鵜呑みにすべきじゃないでしょう。…でもですよ、予約してくれた客に送付状1枚も渡せない航空会社ってなんなのさ、と思うのです。だから、実際搭乗したら、どんなことが起こるのか超不安になったのであります。
そこで、実際11日の成田や15日のバンクーバーでの空港カウンター職員の様子や、飛行中クルーの対応を注意深く観察しました。そこでのアタシの最終的なACに対しての見解は
「エア・カナダ、そんなに悪くはなかったっす」(ああ、良かった…)
成田でも、バンでもチェックインカウンターの職員はフツーの応対でした。JAL職員とさほど変わらないかな。そもそも、バンクーバーの空港関係者自体、人種関係なく人なつっこい人が多いような気がする。手荷物チェックのアジア系職員までが人なつっこすぎ(でも仕事はちゃんとやってましたよ)
乗客への愛想の良さ、対応の良さはクルーによって違うと再認識しました。アタシは行きも帰りも良いクルー達のフライトに当たったようです。特に帰りのフライトに40代前半くらいのデカいヨーロッパ系女性のアテンダント、この人は人なっこくておしゃべり。食事や飲み物を配りながらでも楽しそうに日本人乗客に話し掛けていて、冗談らしきことまで言いあってました。他のアテンダントも手際も良く、応対も悪くはなかった。
あと、機内食。AC、これが意外に美味かったです。噂のスシ・ソバは行きも帰り全く出てくることはなかった(実は意外な和食を用意していた)。あとなんとなく不思議なおつまみが出てきて、これがアタシのお気に入りでした。
一方で、今回のACで気になったことはありました。サービス面だけですが。
1:機内食1食の量が非常に少なかったこと
身長180cm以上あるデカいカナディアン野郎にはこの量は少なすぎです。アタシでも物足りない気がした。
2:食事量が少ない分を補うかのごとくドリンクサービスに力を入れていた。
食事前、食事中、食後と短時間内に3回もドリンクサービスが。飲みすぎて苦しかった。このせいか、機内のトイレは食後2時間ぐらいは長蛇の列。
3:何もかも効率良くしようとしていた
例)デザートを配る時間を別に設けなかった。デザートのアイスクリームをメインの食事と一緒に配ったため、食事を終える頃には半分以上溶けている。行きも帰りもよ、これ。日本発はハーゲンダッツだっんだぜ。あと、音楽・映画用ヘッドフォンはなく、フックタイプのイヤーフォンが配られた。軽いから機体的には負担がなさそうだけど、耳が小さいアタシには引っ掛けにくく、聴きづらかった。また、食事用のフォーク・ナイフの類も金属ではなく、食事の器もセラミックじゃなく、多くのキットがまるでランチボックス用のプラスチック製。今回のフライトは全体的にカジュアル感が漂っていた。結局、食事の量も効率の面から少なかったのだろう。
…以上、ACのサービスに関してはこんな感想しか上げられませんが、エア・カナダのフライトで無事行き来できたのでめでたしめでたし。ACは世界的には人気のある航空会社らしくて、ベスト10以内にランキングされることが多いです。サービスはこんなもん。しかし「機体整備に信頼を持てる」「新機種を定期的に導入する」といったハード面の良さが人気の理由なんでしょうかね。
*)カナディアン航空(CP)…主に太平洋諸国とカナダを繋いでいた航空会社。元は貨物専門だったとのこと。一昔前のアジア系の人はACよりCPの方が馴染みがあったかもね。経営難からか、2000年前半にエアカナダに吸収合併された。katzeもCP利用経験あり。
by katze888
| 2006-04-23 16:53
| 旅 or 海外事情
Katze(カッツェ)です。どうぞよろしく。
by katze888
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