バンクーバーへの旅10: 帰国の日のちょっとした出来事
バンクーバー滞在最終日の4月15日、エアポートバスの停留所を間違えて、乗り損ねたという失敗があったけど(他の区間を走るエアポートバスを知っていたので、そちらに即移動したので無問題でした)、空港へのチェックインは十分間に合いました。
基本的に、アタシは帰国の日の前夜は全く寝ていないです。単に予定のフライトに乗り遅れたくないだけの、心配症からくるものです。で、15日も超寝不足でした。
バンクーバー国際空港に市内から無事に到着し、ホッと一安心。7年前と同様に、空港内のファーストフード店で香港式のワンタン麺(+フィッシュボール)を頼み、「ああ、今度はいつここに来れるのかな。それより、今後は海外旅行そのものができるだろーか?」と寂しく思いながら頂戴しました。
話が少し変わりますが、今回、空港のセキュリティチェックで、初めて所有物を1つ没収されました。それは「眉毛用のハサミ」。携帯用の小型ハサミにもチェックが入りましたが、ぎりぎり没収を避けられました。しかし、眉毛用のハサミはその小型バサミよりも金属部分が長く、1~2センチの違いが明暗を分けてしまったらしい。振り向くと、アタシのすぐ後ろの日本人女性も眉毛用ハサミを没収されてました。「こんな眉毛のハサミ、旅行中の女なら誰でも持ってるわい。化粧ポーチの中までいちいちチェックされるのはたまンないワ」とアタシは思うです。きっとこの空港には毎日眉毛用ハサミが大量に回収されているはず。だいだい眉毛切りハサミですよ。どうする気なんだろ?Canadian Air Forces戦闘機の一部にする気なのか(大戦中の日本での金物回収みたい)。10年近く使っていたハサミで愛着もあったし、些細なものとはいえ、異国の地で私物を没収されたことは正直ショックでした。
この一見マヌケな没収劇も、アメリカの911テロのこともあって、用心に用心を重ねたところから来たのでしょう。隣国カナダでもセキュリティチェックが厳しくなっていました。
エア・カナダ003便東京行きの機内食、妙に和食が充実していました。最初の食事は"○○(忘れた) or fish?" と言われ、Fishにしたら「サーモンの照り焼きと白米」。最後の食事は"Beef or vegetable rice?" と聞かれ、 vegetable riceにしたら、「山菜炊き込みごはん」だった。サーモンも山菜ごはんも味は飛び上がるほどウマさではなかったけど、まあまあ食べられました。ここまでの日本の味をカナダの機内食業者が実現できた、この辺は評価できました。多分日本人シェフの監修が入っているのでしょうね。
最後に言いたいことが。ずばり、カナダのパンは美味かった!カナダ発の機内食として出されたパン。パサつき過ぎることもなく、柔らかすぎることもなく。適度な塩味のするステキな食事パンでした。大量生産のパンなんでしょうに、そのわりに繊細なお味でやんした。隣りの席の女性も「このパン美味しい」と言ってました。カナダはフランス系の国でもあります。機内食のパン作りにフランス系職人がバックついていそう。これは想像に難くない。
つまり、「元々パン文化の祖先を持たないわけだし、日本人パン職人は優秀であっても、最終的に優秀な欧米人職人には負けてしまうんだよ」ということを思い知らされました。
とりあえず、バンクーバーへの旅のお話は今回をもっていったん終了します。そろそろ帰国して1ヶ月経つし、ダラダラとバンクーバー話しか書いてないし、いい加減どこかで切らねばと思って。
また海外旅行に行きたいもんです。今度はヨーロッパかな?
基本的に、アタシは帰国の日の前夜は全く寝ていないです。単に予定のフライトに乗り遅れたくないだけの、心配症からくるものです。で、15日も超寝不足でした。
バンクーバー国際空港に市内から無事に到着し、ホッと一安心。7年前と同様に、空港内のファーストフード店で香港式のワンタン麺(+フィッシュボール)を頼み、「ああ、今度はいつここに来れるのかな。それより、今後は海外旅行そのものができるだろーか?」と寂しく思いながら頂戴しました。
話が少し変わりますが、今回、空港のセキュリティチェックで、初めて所有物を1つ没収されました。それは「眉毛用のハサミ」。携帯用の小型ハサミにもチェックが入りましたが、ぎりぎり没収を避けられました。しかし、眉毛用のハサミはその小型バサミよりも金属部分が長く、1~2センチの違いが明暗を分けてしまったらしい。振り向くと、アタシのすぐ後ろの日本人女性も眉毛用ハサミを没収されてました。「こんな眉毛のハサミ、旅行中の女なら誰でも持ってるわい。化粧ポーチの中までいちいちチェックされるのはたまンないワ」とアタシは思うです。きっとこの空港には毎日眉毛用ハサミが大量に回収されているはず。だいだい眉毛切りハサミですよ。どうする気なんだろ?Canadian Air Forces戦闘機の一部にする気なのか(大戦中の日本での金物回収みたい)。10年近く使っていたハサミで愛着もあったし、些細なものとはいえ、異国の地で私物を没収されたことは正直ショックでした。
この一見マヌケな没収劇も、アメリカの911テロのこともあって、用心に用心を重ねたところから来たのでしょう。隣国カナダでもセキュリティチェックが厳しくなっていました。
エア・カナダ003便東京行きの機内食、妙に和食が充実していました。最初の食事は"○○(忘れた) or fish?" と言われ、Fishにしたら「サーモンの照り焼きと白米」。最後の食事は"Beef or vegetable rice?" と聞かれ、 vegetable riceにしたら、「山菜炊き込みごはん」だった。サーモンも山菜ごはんも味は飛び上がるほどウマさではなかったけど、まあまあ食べられました。ここまでの日本の味をカナダの機内食業者が実現できた、この辺は評価できました。多分日本人シェフの監修が入っているのでしょうね。
最後に言いたいことが。ずばり、カナダのパンは美味かった!カナダ発の機内食として出されたパン。パサつき過ぎることもなく、柔らかすぎることもなく。適度な塩味のするステキな食事パンでした。大量生産のパンなんでしょうに、そのわりに繊細なお味でやんした。隣りの席の女性も「このパン美味しい」と言ってました。カナダはフランス系の国でもあります。機内食のパン作りにフランス系職人がバックついていそう。これは想像に難くない。
つまり、「元々パン文化の祖先を持たないわけだし、日本人パン職人は優秀であっても、最終的に優秀な欧米人職人には負けてしまうんだよ」ということを思い知らされました。
とりあえず、バンクーバーへの旅のお話は今回をもっていったん終了します。そろそろ帰国して1ヶ月経つし、ダラダラとバンクーバー話しか書いてないし、いい加減どこかで切らねばと思って。
また海外旅行に行きたいもんです。今度はヨーロッパかな?
by katze888
| 2006-05-13 23:29
| 旅 or 海外事情
Katze(カッツェ)です。どうぞよろしく。
by katze888
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